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2013年6月23日 (日曜日)

第24屆金曲獎・最優秀バンド賞 -ノミネート編-

第24屆金曲獎最佳樂團獎

昨年は比較的オーソドックスな選出でした。 僕は敢えて本命の五月天を外して穴のTizzy Bacを推してみたのですが、結果はやはり誰もが予想したとおり、五月天が受賞しました^^。

今回の最佳樂團獎候補は以下の5組です。
謊言留聲機『未來雛形』
猴子飛行員『Big Child』
io『到頭來瘋的難道是我?』
MATZKA『089』
激膚樂團『My Skin Against Your Skin』

2012年はインディーズバンドの注目作がホントに多かったという印象です。 今回は五月天や蘇打綠といったビッグネームはいません。 かわりに誰が選ばれても不思議ではない、混沌とした状況となっています。 そんな中からノミネートされたのは、謊言留聲機、激膚樂團の新進バンド2組と、第22屆(2011年)の同部門候補だった猴子飛行員、io樂團、MATZKAの3組。 無難にまとめつつ、ほんの少し変化をつけてみたよ…というところでしょうか。 個人的にはかなり物足りない、薄味のラインナップです^^;。

* * * * * *

謊言留聲機(Lie Gramophone)はLeo(崔力仁)とTim(崔欽翔)の兄弟にKrish(游斯宇)を加えた3人組テクノポップユニットです。 結成は2009年。 インディーズサイト・StreetVoiceによる次世代バンドアワード『The Next Big Thing 見證大團』に於いて2010年度十大バンドに選定。 2011年に行なわれた香港のロックバンド・Beyondをリスペクトしたコンテスト『軒尼詩(Hennessy)海闊天空線上選秀賽』では台湾地区チャンピオンとなり注目を集めました。 彼らのCDデビュー作『未來雛形』は様々な現代的要素を融合させたレトロフューチャーサウンドにボーカル・Timのスムーズな歌声がピタリとハマって、なんとも聴き心地の良いクルーズ感漂う作品に仕上がっています。 昨年度Juzzy Orangeとともに最も推していたバンドの1つだったので、これは嬉しい評価でした^^。

男性4名、女性ドラマー1名からなる5人組ロックバンド・猴子飛行員(Monkey Pilot)は今回2度目の同部門ノミネートです。 結成は2006年ですが、メンバーそれぞれがバンドキャリア10年以上というベテラン組。 2010年の1stアルバム『MY GUITAR』で第22屆(2011年)の候補に。 今回対象作となった『Big Child』はそれ以来の新作。 奇をてらわないストレートな骨太ロックスタイルで聴かせる2ndアルバムです。 滾石唱片(Rock Records)からのリリース。

io樂團とMATZKAも第22屆・最優秀バンド部門の候補でした。 僕はio樂團が獲ると予想していたのですが…受賞したのはMATZKAのほうでした^^;。 また、この2組はともに第22屆・最優秀新人賞の候補にも選ばれていて、彼らの活躍をフィーチャーしたドキュメンタリー番組が昨年ナショナルジオグラフィックで放送され、日本の台湾ポップスファンの間でも話題を呼んでいます。
io樂團は2004年、カナダのバーナビーで結成されました(…2002年説もアリ)。 台湾・香港・カナダ出身の華人男性4名による爽やかで華のあるスタイルが魅力のロックバンドです。 2010年12月、1stアルバム『就算今天贏了,明天又會如何?』で台湾デビュー。 翌2011年、第22屆金曲獎で最佳樂團と最佳新人の2部門にノミネートされて注目を浴び、英・Liverpool Sound City Festivalに台湾代表として出演しました。 その様子はナショナルジオグラフィックの番組でも取り上げられています。 今回ノミネート対象となった2ndアルバム『到頭來瘋的難道是我?』は、2012年1月リリースのEP『17歲,我到底在想什麼?』に続く3枚目のCD作品です。 レーベルは亞神唱片(Asia Muse)から滾石唱片(Rock Records)に移しています。

MATZKAは排湾パイワン族出身の馬茲卡(Matzka)を中心とする原住民族4名による台式雷鬼(レゲエ)バンドです。 2008年頃からMatzka & Di Hotの名前で活動を開始。 2010年、バンド名をMATZKAに改め、同名專輯『MATZKA』でCDデビューしました。 翌年io樂團と同じく第22屆金曲獎の最佳樂團と最佳新人候補にノミネートされ、見事最佳樂團獎を獲得しています。 ヒップホップ、ハードロック、ジャズ、フォークなど、あらゆるジャンルの音楽が融合したパワフルなスタイルが魅力(…見た目も迫力がある^^)。 鼓手の阿勝は、今回最佳原住民語專輯と最佳原住民語歌手の候補に選ばれている舒米恩(Suming)が在籍するバンド・圖騰樂團(Totem)の鼓手でもあります。

激膚樂團(My Skin Against Your Skin)は女性ボーカル・安卓雅(Andrea)と男性ベーシスト・尤世儒を中心に、2010年に結成されたオルタナティブロックバンドです(…基本はドラムが加わった3人編成)。 2010年、1stシングル『Jealous Lover/DirtyBabe』をリリース。 2011年にはカナダ、中国大陸、日本でライブを行なうなど積極的な活動が評価され、『The Next Big Thing 見證大團』の年度十大バンドに選定。 今回ノミネート対象となった2012年6月リリースの4曲入りEP『My Skin Against Your Skin』は、昨年の第三屆金音創作獎で最佳樂團、最佳搖滾單曲、最佳樂手の3部門を受賞しています。 音楽スタイルが個人的なストライクゾーンからはハズレているので積極的には取り上げていませんが、ボーカル・安卓雅の突き抜けた存在感は圧倒的で、ヴィジュアルを含め気になっていたバンドの1つでした。 以前書いた金音獎の記事の中で、中華音樂人交流協會の年度十大優良專輯、或いは音樂推動者大獎あたりに絡んでくるのではないか―と触れた記憶がありますが、まさか金曲奬のほうで引っ掛かるとは…^^;。

* * * * * *

予想は…どうしましょう。 昨年の五月天のように有無を言わせぬ強さを持ったバンドはいません。 CD販売枚数上位が並んでいるわけでもないですし、明確な選出理由がいま一つピンと来ないラインナップです。 第22屆の候補者が3組も入っているというのも…納得しづらい。
選ぶとすれば、本命はMATZKAでしょうか。 この5組の中では最も台湾らしい熱さと濃さを感じさせるバンドだと思います。 洗練された熱さと濃さを求めるなら猴子飛行員(…対抗)、クラクラする病的な熱さを求めるなら激膚樂團(…単穴)。 謊言留聲機とio樂團も応援したいけれど、上の3組に囲まれると蒸発してしまいそう。

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