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2012年10月30日 (火曜日)

Juzzy Orangeの新作は、ヴォーカル&ビートテープの二本立て。

Juzzy Orange(汁橙音樂)『Orange City(城市 橙事)』(2012)

Juzzy_orange 最佳專輯包裝獎、あげます^^。 それくらいCOOL!

10月26日リリース。 台湾の人気DJ、シンガー、ビートメイカー(トラックメイカー)ら男女7名からなる異色のジャズヒップホップバンド『Juzzy Orange(汁橙音樂)』の2枚組2ndアルバムです。

リードナンバー、『夜曲(Enjoy The Vibe)』。

http://youtu.be/N15Z6KuGKmE

Juzzy Orangeの始まりはKrozzとLeeky(李奇)、二人のビートメイカーがユニットを結成した2009年。 そこに男性ヴォーカル・MC Ziggy(賴皮)が加わり、2010年8月、1stアルバム『City Music』がリリースされました。
その後、DJ O.B.K、女性ヴォーカル・Water(開水)、ギター兼ビートメイカー・Tower da Funkmasta(小陶)、同じくビートメイカー・GoodieK(高高)、Duzs(達子)らが参加。 現在はオリジナルメンバー・Krozzを除く7名体制となっています。 バンドというよりユニット、あるいはプロジェクトと言ったほうが適切かもしれません。
メンバーの中には別に本業を持っている人もいて、例えばTowerは英語の先生、GoodieKは技術系企業のエンジニア、Leekyは普段ネットマーケティングの仕事をしているようです。 また、紅一点のWaterは女性2名男性3名のアカペラグループ・魔術方塊人聲樂團(Cube Singers)のメンバーも務めています。

オリジナルメンバーであるKrozzが抜けた2011年以降ヴォーカルナンバーの比重が大きくなっていますが、Krozzが収録曲のほとんどを手掛けた1stアルバム『City Music』(2010年)ではインストゥルメンタルのほう…つまりビートテープが主役でした。
ジャズとヒップホップといえば、蛋堡(Softlipa)と日本のクラブジャズバンド・JABBERLOOPのコラボレーションアルバム『月光』(2010年)が鮮烈に思い出されますが、蛋堡の『月光』が二者の融合を意識させる作品であったのに対し、Juzzy Orangeの『City Music』はヒップホップを内包するクールなアーバンジャズ、フュージョンといった雰囲気です。 ゲストの女性シンガー・小安(Ann、陳品涵)の歌声もカッコイイ。

今回亞神音樂(Asia Muse)からリリースした2ndアルバム『Orange City(城市 橙事)』は、台湾のソウルシンガー・Pezenやヒップホップユニット・The LaBa Connectionの巧克力らをゲストに迎えたヴォーカルディスクと、Leeky、Tower、GoodieK、Duzsらビートメイカー4名によるインストゥルメンタルを収録したビートテープディスクの2枚組。 バンド結成時のポリシーは維持しつつ、ヒップホップ、ソウル、R&B、テクノなど様々なジャンルの音楽を縦横に取り入れたアルバムとなっています。

甘くて、酸っぱくて、ほろ苦いオレンジのように、多彩な風味、豊かな音楽性を備えたバンド…
それが、Juzzy Orange(汁橙音樂)のコンセプトです。

2011年に発表されたダウンロード専用EPから『女孩女孩』と『地下搖擺』。 右は香港のロックバンド・Beyond『海闊天空』のリミックスバージョン…というか、もはや別モノ? ^^
  
http://youtu.be/Zf2bSd3GYg8
http://youtu.be/x3ueg84PJvA
http://youtu.be/1G-GPzoicmI

2011年、Juzzy Orangeは5曲入りEP『Listening』と、その収録曲に新曲を加えた7曲入りのダウンロード専用EP『Listening Vibe』をリリース。 同年、行政院新聞局(現・文化部影視及流行音樂產業局)主催による『第2屆金音創作獎』の最優秀ヒップホップアルバムと最優秀ヒップホップシングルの2部門にノミネートされましたが、ともに蛋堡が獲得しています。

Juzzy Orange - Website
Juzzy Orange - Facebook
Juzzy Orange - StreetVoice
Juzzy Orange(汁橙音樂) - iNDIEVOX
D.J.O.B.K - Facebook
賴皮Ziggy - Facebook
Duzs - Facebook
Tower da Funkmasta - Facebook
開水小姐 - Facebook
GoodieK - Facebook

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メモ:
Beyond… 1983年に結成された香港の4人組ロックバンド(…5人の時期もあった)。 インディーズ時代はブリティッシュロックの影響を受けたアングラスタイルだったらしいが、80年代後半に入って徐々に知名度が上昇。 ストレートに歌い上げる商業的スタイルへと変化した。 『喜歡你』、『大地』のヒットで不動の地位を得る。
90年代に入って日本へも進出。 1992年、日本語シングル『The Wall -長城-』、サンプラザ中野作詞による『リゾラバ -international-』、日本語アルバム『超越』をリリース。 翌1993年4月、北京語歌『海闊天空』がドキュメンタリー番組の主題歌に採用され日本での活動も軌道に乗り始めた。
ところがその矢先の1993年6月24日、バラエティー番組『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』に出演中、リーダーの黃家駒がセットから2.7m下に転落。 頭部に重傷を負い治療を受けていたが、6月30日、帰らぬ人となった。 享年31歳。 遺作は同年7月25日リリースの日本語アルバム『This Is Love 1』。
Beyondは翌1994年から3人組バンドとして再スタート。 日本語アルバム『Second Floor』(1994年)、シングル『アリガトウ』(1995年)をリリースし、Amuseとの契約満了に伴い日本から撤退した。 その後は香港、台湾での活動に集中、3人組Beyondとしても成功を収めている。
バンド活動は1999年末から休止状態にあるが、2003年から2005年にかけて一時的に復活を果たしている。

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