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2012年8月20日 (月曜日)

【Track.5】 『華流』? 否、『台流』と呼べ!!

先日、台湾のネットTV局『壹電視 Next TV』のお天気コーナーから誕生したガールズユニット『Weather Girls』が、10月に日本でCDデビューするというニュースがありました。
さっそく華流情報サイトや個人ブログ等でも取り上げられていましたが、ほぼ『華流』として扱われています…残念ながら。

大手BBS等にもこの話題についてのスレッドが立てられていたので覗いてみたところ、韓国系や大陸系の人を除いて概ね歓迎ムードのようですね。

ただし、『台流じゃなくて華流なの?』という問いに対して、
『そだよ』とか、
『中華民国なんだし問題なくね?』といったレスがついていたり、
『華流って台湾のこと? それとも大陸や香港など中華系全般?』
『中華圏全域のこと。 今のとこ、区別されてないです』
…といったやり取りに象徴されるように、『台流』という言葉の存在自体、情報には敏感なネット上でもほとんど知られていないという印象です。
もちろん、多くはありませんが意識して『台流』の名称を使っている人もいました。 おそらく台湾の立場をよく理解してのことでしょう。 そして、中国大陸とは区別したいと考えている…。

* * * * * *

そもそも日本人の生活の中では、台湾という国についての意識が希薄です。
イメージすることといえば、温暖な気候、バナナやパイナップル、マンゴーといった果物、芸能ではビビアン・スー、中年以上の方なら欧陽菲菲、テレサ・テン…といったところでしょうか。
学校で教わることといっても、台湾を占領していたオランダ人を駆逐した鄭成功、中華民国、辛亥革命、孫文、袁世凱、蒋介石…など、ほんの僅か…。
かつて日本が台湾を統治していた時代があったこと、台湾と中国大陸両岸の関係、台湾には戦後大陸から渡ってきた外省人と以前から住んでいた本省人がいること、日本との間に波風を立てようと画策しているのは主に外省人だということ、台湾は公明正大に歴史を評価出来る国だということ、台湾で使われている漢字は大陸の簡体字ではなく正体字だということ等々、台湾の情報を知ってもらうには、やはりネットやマスメディアの協力は不可欠だと感じます。

こんな書き込みがありました。

『台湾ならおっけー。 本土と区別する、なんか別の言い方ないのかね? 台流とか』
『華流ってなんとなく中国っぽい』

ここにデメリットが集約されていると思います。

* * * * * *

李明博の竹島不法侵入に続く天皇陛下侮辱発言により、『韓流』と呼ばれるブームは凋落の勢いを増すでしょう。 韓国の正体を知って、韓流を見限った人も大勢いると思います。 しかしながら受け皿となるべき華流…即ち中国に対するイメージも、今回の尖閣上陸事件でさらに悪化したはずです。 ここで『ポスト韓流』として『華流』を推すのは良手ではありません。

推すならまず、『台流』です!

中国には親しみを感じないけれど台湾は好きという人がたくさんいることは、各種アンケートにもハッキリと出ています。

中国大陸と区別をすれば、台流は受け入れてもらえるのです。

華流という大枠に拘っているかぎり、一部ファンの嗜好品の壁を破ることは出来ません。 逆に台流にハマってくれさえすれば、必ずや華流にも興味を抱く人が現れると、僕は考えています。
それこそが、ブレイクです。

『華流』に反対しているのではありません。 台湾が『台流』を意識して情報を発信しているのならば、こちらも『華流』ではなく『台流』として受け取るのがスジだと思うのです。 そこまで配慮して初めて、デメリットを越えたブームにつなげることが出来るのではないでしょうか。

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