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2012年7月 2日 (月曜日)

フォークロックとヒップホップを器に入れてみたら…光り輝くひと粒の『卵黄』になりました^^。

黃玠(ホァンジエ)×蛋堡(ダンバオ)『放個假(EP)』(2012)

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7月06日にリリースされる本作『放個假』は、台北のインディーズレーベル・風和日麗(A Good Day Records)に所属する実力派男性フォークロックシンガー、929樂團の元ギタリスト・黃玠(ホァンジエ)と、JABBERLOOPや徐佳瑩(ララ・スー)、MATZKAほか国内外のジャンルを越えた様々なアーティストとの競演でいつもハッとさせてくれる、台湾のトップラッパー・SoftLipaこと蛋堡(ダンバオ)が融合した2曲入りのEP作品です。

タイトルナンバー、『放個假』。

http://youtu.be/k5Vls5GEf1Y

二人の頭文字『蛋』と『黃』を強調したジャケットの真ん中でアピールしていますが、『蛋黃』とは『卵の黄身』のこと。
そもそもこの『蛋堡(ダンバオ)』という風変わりなアーティストネームは、幼少の頃、彼を溺愛する父親が毎朝マクドナルドのハムエッグバーガー(火腿蛋堡)を彼に買い与えていたことに由来する。 ある日蛋堡少年は、この名前が将来必要になる…との天の啓示を受けてサインの練習に励むようになったのだとか^^;。 何度読んでもウソくせぇ~エピソードだなぁ^^。
黃玠(ホァンジエ)は台北出身のシンガーソングライターです。 吳志寧(ウーチェニン)を中心とするインディーズバンド・929樂團の元メンバーで、ギターとリコーダーを担当(2005年-2009年)。 これまでに『綠色的日子』(2007年)と『我的高中同學』(2010年)の2作品をリリースしています。

この二人、普段はフォークとラップというまったく異なるステージで活躍するアーティストなのですが、昨年11月に開催された『誠品屋頂音樂節(Rooftop Live)』で奇跡的な邂逅を果たしていて、今月14日にLegacy Taipeiで行われる風和日麗10周年記念イベント『風和日麗連連看』ライブで再び融合をします。 今回リリースされた『放個假』はそれに先駆ける作品ということのようですね。

昨年の『誠品屋頂音樂節』の映像。 蛋堡の名曲『少年維持著煩惱』を黃玠のギターで。 このアコースティックバージョンは『放個假』の2曲目に収録されています。 右は黃玠が主演した『風和日麗連連看』のCF。
 
http://youtu.be/IcKnZYi4c_M
http://youtu.be/9YKl_YnTKZ4

なんちゅー切ないラストだ、このCFは^^;。
それにしても黃玠×蛋堡、このEPでお終いだったらもったいなさすぎる。 ぜひともフルアルバムを聴いてみたいですー。 かなりおもしろい作品が出来そうな気がするんですけど^^。

風和日麗唱片行 - Website
黃玠 - iNDIEVOX
黃玠 - Facebook
蛋堡 Softlipa - Facebook

* * * * * *

黃玠は、かつて南米をバイクで旅したのちに革命を成し遂げたキューバの英雄チェ・ゲバラの話に影響を受け、自身も2006年、スクーターに跨り台湾全島を巡る旅に出ました。 彼にとっての音楽革命は、その日に始まったのだそうです。
ハードな旅から戻った黃玠は、2007年に6曲入りEPアルバム『綠色的日子』をリリース、ソロデビューしました。 その中の2曲『25歲』と『做朋友』は、2006年に喉を痛めて自然捲を離脱した魏如萱(Waa)とのデュエット。 6曲目『香格里拉(シャングリラ)』はWaaに提供した楽曲のセルフカバーバージョンです。 黃玠自身は兵役に就いていた当時の抑圧された心情や憤り、現実にその状況にあった友(志寧のことかな?)を思い歌った曲『綠色的日子』のほうに注目をしてもらいたかったようですが、本人の気持ちとは裏腹に、ゆったりとした、暖かくて優しい『香格里拉』のほうが人気を集めてしまいました^^。

Waaとのデュエットで『25歲』、『做朋友』、そして黃玠が歌った『香格里拉』。
  
http://youtu.be/oS1MtYEdtZY
http://youtu.be/CehaAQyGqtE
http://youtu.be/TXPnsOBMrzY

こちらは2011年版『香格里拉』。 WaaのEP『在那裡』に収録。 初出は2006年末リリースの企画盤『2007 future maker』。

http://youtu.be/8ko1RHTye_Q

2010年にリリースした10曲入りのフルアルバム『我的高中同學』も、アコースティックサウンドが好きな方には鳥肌モノの一枚です。

『我的高中同學』から、3曲目に収録されている『夢的距離』と、7曲目『忘了』。
 
http://youtu.be/KudHemvqXLE
http://youtu.be/OKeVNqvuewU

黃玠がゲバラを真似てスクーターで旅したことだけでも、Rebelde(反抗的)な僕のストライクゾーンど真ん中です。 見て呉れがそれほどイケてないところも個人的には好感が持てます^^。 さっそくこの卵、注文してしまいましたヨ。

* * * * * *

2003年に設立されたインディーズレーベル・風和日麗は、同じ年、陳綺貞(チアー・チェン)が男朋友・鍾成虎(ジョン・チャンフー)とともに立ち上げた個人レーベル・cheerego.comで制作した第1弾シングル『Sentimental Kills』を代理発行したことで名を知られるようになりました。 翌年、当時魏如萱(Waa)がヴォーカルを務めていたユニット・自然捲(Natural Q)の1stアルバム『C'est La Vie』を手掛けて大ヒット。 2005年には第五屆海洋音樂大賞(2004年)にノミネートされていた929樂團の1stアルバムをリリースし、さらに自然捲の『C'est La Vie』が第16屆金曲獎の『最優秀アルバム』、『最優秀バンド』、『最優秀編曲』の3部門にノミネートされたことでレーベルの知名度は一気に上昇しました。 その後の陳綺貞や盧廣仲(ルー・グァンチョン)の一連のシングル作品も、風和日麗から代理発行されています。

現在レーベルに所属しているアーティストは黃玠、吳志寧のほか、男女デュオ・Nylas、女性ヴォーカルの5人組バンド・草莓救星(We Save Strawberries)、個性派女性シンガーソングライター・黃小楨(ホァン・シャオジェン)、DJもやっているベテラン・何欣穗(ciacia)、女性バイオリン(瑞奇)が特徴的な弦楽器メインの三人組バンド・煙圈樂團(Smokering)ら少数ではありますが、精鋭が揃っていて好印象です。 Websiteからも奇を衒わず良いものを出していこうとしている雰囲気が感じられて、こういうレーベルは好みですね^^。

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