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2011年9月11日 (日曜日)

JSの二人は日本が大好き!

JS(Justin & Sophia)『The JS Moments - JS的創作故事集』(2009)

Js

1999年にデビューした台湾出身の兄妹デュオ・JS、5枚目のアルバムです。
本作は新曲3曲と、彼らが有名アーティストに提供した楽曲をセルフカバーした15曲、全18曲からなる2枚組で、CD1には新曲3曲のみを収録。 新曲といっても既に一度自作EPで発表済みだったり、イメージソングとして使われている曲ですので、やはり『創作作品集』という呼び方のほうがピッタリくるかもしれません。 CD2では、孫燕姿(ステファニー・スン)が03年にリリースした新歌+ベスト集『The Moment』から、JSが大きく飛躍するキッカケにもなったタイトル曲『The Moment』、それから劉德華(アンディ・ラウ)『不後悔』、劉若英(レネ・リウ)『最後倒數』、梁靜茹(フィッシュ・レオン)『路』などなど、『この曲も?』、『あの曲も?』というナンバーが次から次へと出てきます。
このアルバムを聴いてから、原唱のアーティストを聴いてみる…
またその逆も、ありでしょうね。

2008年リリース、4th『此生最美的風景』から『平行線』。

http://www.youtube.com/watch?v=cEjvtDJKX5Y

JS(Justin & Sophia)はお兄さん・陳忠義(Justin)と妹・陳綺萱(Sophia)による、台湾では珍しい兄妹デュオ・ユニットです。 1999年、台灣索尼音樂娛樂(SONY Music)からデビューした当時は『GOGO & MEME(哥哥&妹妹)』のユニット名で活動していました。 華研國際音樂(HIM)から再デビューした04年以降は、現在のユニット名を使用しています。
楽曲提供では主にお兄さんのジャスティンが活躍…ということですので、このアルバムは妹・ソフィアと一緒にセルフカバーした『JS Ver.』ということになりますね。 残念ながらオフィシャルのMVが見つからなかったので過去の作品からのUPのみになってしまいますが、とてもバランスの良い男女デュオだなぁと思いました。 二人とも落ち着いた声質で、『台湾のカーペンターズ』と呼ばれていたのも納得です。
じつはこの兄妹、そろってとても高身長です。 公称ではジャスティンが188cm、ソフィアも177cmということで、この安定感ある声にも一役買ってそうです。 また、兄妹ともに大の親日家で、ジャスティンは09年、日本にいる友人宅でホームステイしながら日本語学校に通っていたり、妹のソフィアも中島美嘉やMISIAの大ファンであることを公言していて、彼女らの曲を歌ったプライベートビデオなどをYouTube上に公開したりしています。 だからでしょうか、自然と日本人にも馴染みやすい、安心して聴けるメロディーラインになっていますよね。

* * * * * *

お兄さんの陳忠義(チェン・ジョンイー)は1977年生まれ、英語名はジャスティン(Justin)です。 國立高雄師範大學で美術を専攻。 『GOGO & MEME』として1999年にデビューした後、さらに國立台灣師範大學でデザインを学び学士学位を取得している、根っからのアーティストのようです。 創作した楽曲は数知れず、それらの作品の多くは提供を受けた有名シンガーらのアルバムの中で聴くことが出来ます。
妹の陳綺萱(チェン・チーシェン)は1980年生まれ、英語名はソフィア(Sophia)です。 世新大學で放送・映像学を学びました。 ユニットではメインヴォーカルを担当、デビュー後は一部作詞もしています。 マンガ『NANA』の大ファンで、彼女がリスペクトしている歌手・中島美嘉についてもたびたび自身のブログ中でとり上げているようです。

二人は1998年にMTV台湾とレーベル各社が共同で開催した新人オーディション『MTV新聲卡位戰』に出場し、創作ユニット部門で優勝。 1999年に台灣索尼音樂娛樂(SONY Music)から『GOGO & MEME(哥哥&妹妹)』のユニット名で1st『Say Forever』をリリースし、デビューしました。 彼らはその美しく爽やかなヴォーカルとサウンドから『台湾のカーペンターズ』と呼ばれ、このデビューアルバムは好評を博しました。 翌2000年には2ndアルバム・リリースに向けて日本で新作MVの撮影を行なうなど、ほんとうに順調すぎるほどの二人だったのですが、そんな彼らに思いもしなかった知らせが届きます。 所属するレコード会社・台灣SONYの組織改編です。 製作スタッフらは解雇され、ニューアルバムの企画も頓挫…。 兄・ジャスティンはいったん表舞台から離れ國立台灣師範大學に入学し、再びデザインを学び始めます。 ただ、その間も楽曲創作は続けていて、多数のアーティストのアルバムに提供する形で参加しています。 孫燕姿(ステファニー・スン)や動力火車(パワーステーション)らに楽曲提供したのもその頃のことです。 ちなみに、以前紹介した『涙そうそう』や中島美嘉の『雪の華』のカバーでも知られるシンガポール出身の女性歌手・蔡淳佳(ジョイ・ツァイ)も、この改編騒動の煽りを喰ってリストラされたアーティストの一人でした。

07年リリースのEP『Bianco-我知道你愛我』から、タイトルナンバー『我知道你愛我』。

http://www.youtube.com/watch?v=6zNbH_SCaFE

一方、妹のソフィアですが、彼女も表舞台から姿は消したもののヴォーカルトレーニングは続けており、ジャスティンのデモテープ制作などにも協力していたようです。 つまり二人とも、いつでも復帰出来る状態にありました。
彼らは04年にHIMと契約し、ユニット名を『JS(Justin & Sophia)』と改め再デビュー。 同年8月に2nd『遇見未來』、10月に3rd『Forever And Ever』と、4年間溜まっていたものを吐き出すかのように立て続けにリリースします。 アルバムはいずれも大ヒットし、同年デビューのF.I.R(飛兒樂團)と並んで注目を集めました。 JSは翌年、『遇見未來』で第16屆金曲獎の最優秀ヴォーカルグループ部門にノミネート、それからシンガポールの金曲獎でも最優秀グループ部門の候補に選ばれています。

ところがこれだけ高い評価を受けながら彼らがHIMでリリースしたアルバムはこの2作品のみで、06年には自主レーベル『Inspire Music』を立ち上げ独立してしまいます。 HIMも独立系レーベルではありますが、彼らにとってその大きい小さいはそれほど意味のあることではないのかもしれませんね。 二人は自由に発表出来る場を自ら作り、06~09年にかけて珠玉の小品と呼べそうなEP4枚をリリースします、マイペースで。 ホントに芸術家という感じです。
そんな彼らに今年、ちょっとした動きが出てきました。
1月にシングル『我們都孤單』をリリース、そして5月に映画の同名主題歌『與愛別離』を発表しています。 ひょっとしてそろそろ、新たな作品集を出してくれたりするのかも…と、期待しているのですけれど。

映画『與愛別離』の主題歌。 映画はちょっと怖いです…ホラーという意味ではなくて。

http://www.youtube.com/watch?v=K8psSbLk9J0

現在HMVにラインナップされているのは3作品。 08年リリースの4th『此生最美的風景』、09年リリースの第4弾EP『Somewhere』、そして『The JS Moments - JS的創作故事集』です。

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