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2011年8月20日 (土曜日)

楊宗緯、3年ぶりにニューアルバムをリリース。

楊宗緯(ヤンゾンウェイ)『原色』(2011)

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リリース直前の新作です。
1978年台湾生まれ、英語名はアスカ・ヤン(Aska Yang)。 台湾の人気オーディション番組『超級星光大道(One Million Star)』第1シーズン(07年)出身の実力派男性シンガーです。 同じ1期生には優勝者・林宥嘉(ヨガ・リン)や潘裕文(ピーター・パン)、また図らずも今現在アルバム『狂想曲』でヒットを飛ばしている道場破り(PK戦)の挑戦者、ライバル・蕭敬騰(ジャム・シャオ)らがいます。
アスカは08年に1stアルバム『鴿子(ハト)』(華納唱片)で華々しいデビューを飾りましたが、その後は初ライブを収録したDVD付き2枚組CD『Star Start 星空傳奇演唱會』を同年8月にリリースしたのみで、この3年間、『アスカ・ヤン』の名前を聞くことはありませんでした。
その彼が、『百万製作人』の異名を持つ李宗盛(ジョナサン・リー)のサポートを受け見事に復活、8月26日に待望の2ndアルバム『原色』(環球唱片)をリリースします。 まだ発売前ですので全容は不明ですが、YouTubeで先行公開されている楽曲、野人のような風貌から繰り出されるソウルフルな歌声はトリハダものです! 今年から来年にかけて、ジャム・シャオとともに賞レースに絡んでくるに違いありません。

新曲『懷珠』は李宗盛の作詞、MVは馬宜中が監督した渾身の一曲。

http://youtu.be/noPCy-wtMjk

数えきれないほどのヒット曲を生み出し、数多のアーティストを育ててきた百万製作人・李宗盛は、ホントに彼を気に入っているようですね。 アスカのこの3年間の様子について詳しくは日本に伝わってきていません。 でもこれを聴くと、磨き上げていたんだなー、と感じさせてくれます。 アルバムプロデュースは李宗盛でいいのかな? 早く情報が欲し~い、です。
今回MVを担当した馬宜中(マイーチョン)も、S.H.E、五月天(メイデイ)、周華健(エミール・チョウ)、孫燕姿(ステファニー・スン)、張惠妹(アーメイ)、莫文蔚(カレン・モク)…等々、数多くのアーティストの作品を手掛けた有名女性監督さんです。 一条ゆかりの漫画『恋のめまい愛の傷』の台湾版ドラマ『烈愛傷痕』を監督したのも彼女みたいですね。 未見なんですが…あれー、カレン・モク出てたんだ、観てみたいなー。
ところで今月末の26、27、28日に『Legacy Taipei 傳』で行なわれる『楊宗緯 2011 【原色】音樂會』のチケットは、3日分すべてがSOLD OUT。 そのステージでは今回のアルバムに参加したMac Chewら4人のミュージシャンたちが再集結し、新曲が披露されるようですよ。

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家族は、彼が公務員になることを望んでいたようです。 でもアスカは歌手になる夢を、ずっと胸に抱いていました。 彰化師範大學で学んでいるときも、学校内外のたくさんの歌謡コンテストに参加し、幾度もチャンピオンに輝きました。 そして07年に始まったオーディション番組『超級星光大道』第1シーズンに出場。 ここでも圧倒的な歌唱力で感動を呼び、観衆による人気投票のトップである『人気王』に選ばれています。
この番組は全26ステージをかけて戦いますが、アスカは途中、蕭敬騰の道場破り(PK戦)で苦杯をなめはしたものの順調に駒を進め、ほぼ林宥嘉とのトップ争い状態となっていました。 ところがあと3ステージを残すのみ、というところで事件が発生…。 アスカの年齢詐称が発覚したのです。
アスカは1983年生まれの23歳として応募していましたが、実際には1978年生まれの28歳でした。 結果、第24ステージでリタイアとなり、また身分証等の偽造文書作成の罪にも問われてしまいます。 こちらは犯行が軽微であるとのことで500文字の反省文と60時間の強制労働で済みましたが、デビューした後もブローカーやヤクザが絡んだ契約トラブルに巻き込まれるなど、本当に自由な活動が出来る身となったのは2010年1月以降のことだったようです。

アスカ自身が作詞作曲した『被遺忘的』。 作詞は李宗盛の手も入っているようです。

http://youtu.be/gW0znE23a6s

時間を07年当時に戻します。
さて、そんな不祥事でリタイアしたにもかかわらず、レコード会社各社のアスカへの注目度は高いまま変わりませんでした。 その後、番組主催レーベル・華研唱片(HIM)からリリースされた10強記念コンピレーションアルバム、最終ステージで行なわれた『總決賽ライブ』にも参加を許され、また彼が歌った映画の主題歌は22週連続でダウンロードランキングのトップとなりました。 歌唱力だけでなくその木訥な人柄も多くのファンに愛されていたのですね。

そして08年1月、華納唱片(Warner Music)から『予算上限無し』という破格の条件で製作された1stアルバム『鴿子』をリリース。 この作品には『超級星光大道』で審査員をしていた黃韻玲(ケイ・ホァン)や、五月天(メイデイ)の阿信、蔡健雅(ターニャ・チュア)、蕭煌奇(シャオ・ホアンチー)ほかビッグネームが名を連ね、発売直後からチャートを席巻。 本家金曲獎候補からは外れたもののゲストとして歌う機会を与えられ、またその年の数多くの賞、新人賞も受賞することが出来ました。

こうしてトラブルを抱えながらも素晴らしいスタートを切ったアスカでしたが、同年8月にライブ盤をリリースした後、プッツリと彼の話題は聞こえなくなります…。 日本に伝わって来ないだけでふつうに台湾で歌っていたのか、それとも大陸で活動していたのか、この3年間どうしていたのか…情報を知りたいです。

李宗盛もプッシュする一曲『那個男人』。 泣かせるバラードです。 原曲は韓国ドラマ『秘密花園』の主題歌で、これにアスカ自身が中文版の歌詞をつけています。 作曲は全彗星、原唱は玄彬。

http://youtu.be/dfV78HLb_HU

ニューアルバム『原色』は、HMVでは9月6日の発売。 現在『預購版』の予約を受付中です。 1st『鴿子』は、DVD付きの2ndバージョン『影音升級慶功版』がリリースされていて、ジャケットデザインにこだわらないのであればコチラのほうが値段も安くてお得。

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『超級星光大道』第14ステージの映像、曹格(ゲイリー・ツァオ)の『背叛』を歌う。
その歌唱力に審査員の張宇(フィル・チャン)、黃韻玲らの目はテンになり、そして会場はどよめく。

http://youtu.be/RO_1G2_fUHE

ジャム・シャオとは道場破り(PK戦)『踢館挑戰賽PartIII』で対決。
ジャムは以前アスカが歌った『背叛』で挑み勝利し、敗れたアスカの目からは悔し涙がこぼれ落ちた。
 
http://youtu.be/IKS5x-NWMBs
http://youtu.be/1V3-GHbf2nI

曹格の『背叛』はこの番組で彼らが歌ったことにより再び注目を浴び、カラオケチャートやダウンロードランキングで1位になるなど、その年最大のヒット曲となりました。

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