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2011年7月16日 (土曜日)

小白兔唱片の新星、鄭宜農。

鄭宜農(チェンイーノン)『海王星』(2011)

Photo_7

7月8日リリース、1987年台湾生まれの若手女優イーノ・チェン(Enno)のデビューアルバムです。
台湾のインディーズレーベル・小白兔唱片(WWR=White Wabbit Records)に所属する唯一の女性シンガーのデビューを、同じくレーベル所属の先輩たちが全面バックアップしています。
収められている楽曲は全て彼女の手によるもの。 歌声はナチュラル、前向き…ときに繊細。 熱く巨大なエネルギーを冷たい氷で覆った海王星は、『最も自分を象徴している惑星だ』と鄭宜農は語っています。

第1弾シングル、4曲目『大雨城市』。

http://youtu.be/CvxVoDTLTOE

鄭宜農は今回突然歌手デビューしたわけではありません。 自身が主演した07年公開のスクリーンデビュー作『夏天的尾巴(Summer's Tail)』の劇中で、すでに自作曲を歌っています。 その映画の音楽を担当したのが阿飛西雅(Aphasia)ら小白兔唱片(WWR)のアーティストたちでした。 まだレーベル加入前だった彼女の楽曲も、映画のサウンドトラックに収められています。
小白兔唱片(WWR)は、台北の有名なライブハウス『The Wall』と同じ公館の地下街に本拠を置くインディーズレーベルです(…2012年1月19日The Wall店は閉店し、本部は師大店に移動している)。 1999年に阿飛西雅(Aphasia)のベーシスト・KK(葉宛青)によって設立され、ライブハウス『聖界』の運営などを行なっていました。 02年、アメリカのポストロックバンド・Explosions in the Skyを招聘。 同年、薄荷葉(The Peppermints)、壞女兒(Bad Daughter)のアルバムリリースをもって、レーベルは正式稼働します。 『The Wall』に出店したのは03年、イーノの加入は09年のことです。
『海王星』は、阿飛西雅(Aphasia)、Cicada、風籟坊(WindMill)ほかレーベルに所属するアーティストが多数参加した、小白兔唱片(WWR)10年の『精華』でもあります。

* * * * * *

当然日本語の情報は…ほとんどありませんでした。 またまた中文記事からのツマミ食いです。

鄭宜農は12歳の誕生日にお母さんから小さなギターを貰いました。 もっともそこでは幾つかの基本コードと古い歌を教わっただけで、じきに部屋の片隅で飾りになってしまったようです^^;。
再び彼女がギターを手にしたのは19歳、大学生のとき。 真夜中まで遊んでいられる毎日に嫌気がさして始めたのが…ギターを片手に歌うことでしたw。 ギターのイロハは、『The Wall』でも有名な橙草樂團(Orangegrass)のヴォーカル・克拉克(Clark)に付いて1年ほど学びました。 映画『夏天的尾巴(Summer's Tail)』に出演したのもその頃です。 鄭宜農はギターが大好きな病弱な女子高生の役を演じ、台湾のアカデミー賞である金馬奨の最優秀新人賞にノミネートされました。(大学は、やりたいことがたくさんあるとの理由で07年に休学)
この映画を監督した鄭文堂(チェン・ウェンタン)は、世界各国で数々の映画賞を受賞した、台湾を代表する名監督です。 その名監督を父にもつのが、じつは鄭宜農でした。 09年公開の鄭文堂作品『眼淚(Tears)』でも前作に続いて主演するとともに、主題歌も担当。 彼女が歌った『莎呦娜拉(SAYONARA)』は、09年度金馬奨の最優秀主題歌賞にノミネートされています。

7曲目に収められている、社会派映画『眼淚』の主題歌『莎呦娜拉(SAYONARA)』。 前作の女子高生役とはガラッと変わって、ヘビーな役柄『檳榔(ビンロウ)売り』にチャレンジしています。

http://youtu.be/E6YingZ56hs

女優だけでなく、シンガーソングライターとしての才能も見せてくれた鄭宜農でしたが…撮影終了後に訪れたニューヨークで、彼女は自身の音楽人としての甘さを認識することになります。
旅先で出会った同年代のアーティストたちは、自分よりもはるかに厳しいトレーニングを積み、ハイレベルなステージを追求し続けていました。 そのストイックな姿勢にショックを受けた彼女は、それまでの自分を反省し、音楽の道に専念することを決意。 09年、小白兔唱片(WWR)と正式契約して以降は精力的にレコーディングやライブ、創作活動を行なうなど、探求、練磨を重ねていきます。
2年をかけて完成させた1stアルバム『海王星』は、その第一歩を標した作品です。

第2弾シングル、10曲目『城堡』。

http://youtu.be/HSnjyXuGXbk

YouTube上にはライブ映像が多くUPされていて、やっぱりアコースティックなスタイルを基本とするアーティストという印象が濃いですね。 MVはまだ2曲しか流れていませんが、どんなアルバムになっているのでしょう、気になります。

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鄭宜農のスクリーンデビュー作『夏天的尾巴(Summer's Tail)』の予告編。 YUIを彷彿とさせる。 日本未公開作品? 観てみたい。

http://youtu.be/0QQFSVs3uBc

『輕輕愛』。 2008年台湾公開の仏英合作映画『狐狸與我(The Fox and the Child)』の中文版主題歌も歌っています。

http://youtu.be/X875c6LD59c

2010年クリスマスイヴに小白兔唱片(WWR)ショップ内で行なわれた即興ライブの映像…ですか、おそらく。 なんだか一杯やっているっぽいカンジですwww。

http://youtu.be/HiXY8k9ke3U

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ガス欠寸前です…。
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コメント

コメントありがとうございます!
僕もリリース以前にYouTubeにUPされていたMVを観て、彼女のナチュラルな歌声に惹かれました。情報については…アチコチに散らばっていた中国語記事を、翻訳ソフトを通して意味が解る部分をツマミ食いしていますw。ほかの枝葉の部分は…ここを読んで下さっている方が少ないのをいいことにかなり脚色していますので、要確認お願いしますねwww。

すごい情報ですね重宝します小兎レコードが大プッシュミュージシャンとのことで薦められてたのでこのCD買いました発売前から店で聞いてたので、いい内容でした

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