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2011年5月14日 (土曜日)

有名アーティストたちをもまったりとさせる、王若琳。

王若琳(ワンルオリン)『Joanna&王若琳』(2009)

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台湾生まれのアメリカ育ち。 英語名はジョアンナ・ワン(Joanna Wang)。 2008年にデビューした、『台湾の小野リサ』、『台湾のノラ・ジョーンズ』とも呼ばれている若手実力派シンガーソングライターです。
そのあたりからもわかるとおり、かなりジャジーな香りがプンプンするアーティストで、もしロマンティックなポップスを期待してジャケ買いしたならスピーカーから聞こえてくるギャップにビックリすること間違いなし。
本作もデビューアルバム『Start From Here』と同様の2枚組で、1枚目には中文歌と洋楽カバーメインの英語歌。 英語歌のうち2曲は中文バージョンも入っているので聴き比べが出来ます。 2枚目のほうは全て自作の英語歌です。 独特な歌い方も印象的ですが、中国語とジャズボッサの組み合わせも聴きどころ。 各10曲入り、全20曲というボリューム感たっぷりの2ndアルバムです。

4曲目『一種念頭』。

http://youtu.be/bvbGr48sNC8

1stアルバム『Start From Here』では1枚目が全曲英語、2枚目にはその内の5曲を中文にしたものが収められています。 アメリカ育ちだから英語のほうが自然に歌えるのかな…。 だからボーダーレスな雰囲気を楽しめるということでもあるのですけど。 ちなみに日本盤もリリースされましたが、その際ライブなどのプロモーションはとくに行われなかったようです。 また、このアルバムからはドラマ『美味關係(美味しい関係)』や『我在墾丁☀天氣晴(墾丁は今日も晴れ!)』の主題歌・挿入歌として4曲が採用されています。

* * * * * *

王若琳は1988年8月生まれ、2008年のデビュー当時まだ19歳、でした…?

『エエ~ッ!?』

デビュー作『Start From Here』はその高い完成度から、アジア地域で20万枚以上の売り上げを記録するヒット作となるのですが、彼女のプロフィールを知らされていなかった当初台湾では、30歳を越えたベテラン歌手だろうとか、北米出身の黒人シンガーではないか…なんてウワサまで出ていたようです^^;。
彼女が楽曲創作を始めたのは14歳、本格的に音楽活動をスタートしたのは16歳のときだそうですが、じつは彼女のお父さん、台湾ポップス界で数々のヒット曲を手がけている名プロデューサー・王治平なのです。 小さな頃からたくさんの薫陶を直々に受けてきたということであれば、年齢に似合わないこの大人びた雰囲気も納得ですね。 でも彼女自身は、音楽のプロフェッショナルが身近すぎるところにいることを、ちょっとプレッシャーにも感じていたようです。

1枚目の1曲目、『Tikiville』の英語バージョン。 7曲目には中文バージョンも入っています。 ジョアンナの憧れのアーティストは、彼女と同じく左利きのポール・マッカートニーだそうです。

http://youtu.be/-mv3GkD3wGM

前作の曲を全部聴いたわけではありませんが、比べると今作のほうが、よりジャズのほうに振れているように思います。 やっぱりそっちのほうを目指してるのかな?

こんな台湾のナツメロも歌っています。 10曲目『玫瑰玫瑰我愛你』。 これは『歌仙』と呼ばれた作曲家・陳歌辛(チャン・グゥシン)による1940年代初期の作品で、1951年には『Rose Rose I Love You』のタイトルで英訳され、米ポップスチャートの第1位も獲得している名曲です。

http://youtu.be/9AGCYmTTyH8

現在『Joanna&王若琳 - 2nd Version』が発売されています。
1stバージョン収録曲の中から厳選された15曲にFrankie Valliの『Can't Take My Eyes Off You 』と、Bill Withersの『Just The Two Of Us』を追加した全17曲。 それからMV10曲分を収録したDVDも付いていて、値段はコッチのほうがちょっと安い。

とりあえず、TW-POPを買って、台湾に感謝だ! 台湾の有名アーティストたちも、まったりしたいときは彼女の曲を聴きながら、お茶してるそうですヨ。

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