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2011年5月 4日 (水曜日)

ラブソングの女王、梁靜茹。

梁靜茹(リャンジンルゥ)『靜茹&情歌 別再為他流涙』(2009)

200

本命登場! 1978年生まれ、マレーシア出身の実力派女性シンガーです。 英語名のフィッシュ・レオン(Fish Leong)は、名前の中にある『茹』と『魚』の広東語の発音が同じであることに由来しているそうです。 今までに200曲以上のラブソングを歌ってきたことから『ラブソングの女王』とも呼ばれています。 彼女にとって10枚目となるこのアルバムのコンセプトは、『過ぎ去った愛にサヨナラを告げて、怖がらず新しい愛を求めよう』。 やっぱりプライベートの部分が音楽性にも影響を与えたのかな…今までの梁靜茹とはちょっと違うポップな面も織り交ぜていて、コンセプトどおりしっかりと前を向いて歩いていこうとしている姿が目に浮かびます。 癒される、全12曲入りのアルバムです。

珍しくアップテンポな曲。 2曲目、『没有如果』。
青山テルマ feat. SoulJa『そばにいるね』の中文カバー。 作詞は厳爵(イェンジュエ)が担当。

http://youtu.be/NKhe5XNi3JA

毎年6月に行われる台湾のグラミー賞・金曲獎にノミネートされる作品は、その前年1月から12月までの1年間にリリースされたものが対象となります。 ですから年末に行われる日本の『レコード大賞』とは違って、年初めよりも後半に作品を発表したほうが有利とも言われています。 『静茹&情歌』もそれを見込んで当初2008年12月の発売を予定していたそうですが、彼女はさらなる完成度を目指してレコーディングを延長。 結局、翌2009年1月のリリースとなってしまいました。 そこまで入れ込んだ作品ということです。 中のブックレットには『2008.12.16』の日付けがプリントされています。

* * * * * *

梁靜茹は、1996年にマレーシアで行われた創作歌謡コンテストで第3位に選ばれ、マレーシア滾石唱片(Rock Records)からコンピレーションCDを出す機会を得ました。 その女性らしい魅力的な歌声が台湾のヒットメーカー・李宗盛(ジョナサン・リー)の耳にとまり、1997年、台湾滾石唱片と契約。 北京語や広東語を学ぶところからじっくりと育てられましたが、ジョナサンの厳しい要求に応えられず自信を喪失し、ホームシックになって一時期マレーシアに帰ったりもしていたようです。 1999年4月、再び台湾に戻りレコーディングを開始。 そして同年9月17日、念願の1stアルバム『一夜長大』をリリースすることができたのですが…その4日後の9月21日、M7.6の大地震が台湾中部で発生…。 結局プロモーションすることもままならず、残念ながらデビューアルバムは注目されませんでした。 『梁静茹』の名前は、翌2000年リリースの2ndアルバム『勇氣』の成功で広く知られることとなります。

5曲目、『情歌』。 この『情歌』と徐佳瑩(ララ・スー)の『身騎白馬』は2009年の同時期、CVC-Chinaでヘビーローテーションされていて、ともに歌手名も曲名もわからず、かな~り探したことを憶えています…。

http://youtu.be/zhPbIwsZgCo

その後もヒットアルバムを連発し続け、『ラブソングの女王』、『アジアの歌姫』と呼ばれるアジア地域を代表する女性シンガーとなった梁靜茹ですが、プライベートのほうでは2007年、それまで4年間交際を続けてきた五月天(メイデイ)のベーシスト・瑪莎(マサ)との関係にピリオドを打ったとのニュースもあり、これが本作にも影響を与えているのでは…と思ったりもしました。
それにしてもこれだけ良作を出し続けていながら、金曲獎ではノミネートはされるものの受賞がないというのはどういうことだろう…。 無冠のままじゃかわいそすぎるよ~。

ところで梁靜茹は2010年2月、中国系マレーシア人の男性と結婚しました。 媒酌人を務めたのは、彼女を見出してくれた恩人ジョナサン・リー。 またレコード会社もユニバーサルに移籍し、新たな気持ちでリリースした新作『情歌没有告訴你』は、これまでのしっとりと落ち着いたイメージとはだいぶ違う、ウキウキと明るく、華やいだ彼女の気持ちが溢れ出る1枚となっているようです。

『情歌没有告訴你』から、1曲目の『LALALALA』。
聴いたことない、見たことのない梁靜茹がそこにいる~。 なんかカワイイ。

http://youtu.be/geE6j-nXHG0

HMVには香港盤がラインナップされていたけど、台湾盤はあるのかな? 今年2月にはDVD付のベストアルバム『現在開始我愛你』もリリース、そちらはHMVで台湾盤が購入可能です。

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