« いくつになっても可愛らしい、劉若英。 | トップページ | 驚きのハイトーンヴォイス、伍家輝。 »

2011年5月27日 (金曜日)

無尽蔵のエネルギー、黃韻玲。

黃韻玲(ホァンインリン)『美好歲月』(2010)

Photo_14

英語名はケイ・ホァン(Kay Huang)。 1964年生まれ、デビューして四半世紀にもなる超ベテラン実力派女性シンガーソングライターです。 『美好歲月(Glory Days)』は、前作のEP盤『在我們之間的事』から1年4ヶ月ぶりにリリースされた全10曲入りのフルアルバム。 そのうちの8曲が彼女のオリジナルで、デュエットあり、バラードやソウル、ちょっとファンキーなものまで、とてもバラエティーに富んだ構成となっています。 衝撃的だったのはこのアルバムの装丁で、国際郵便で使用されるような紙製のエンベロープに厚紙でクリップされたCD、ポスター、歌詞カードなどが入っており、裏面のジップをビリリ…と破いて開封する。 C-POP CDがジャケットの統一感にこだわらないことは承知していますが、さすがにこれは保管場所をどうするかアタマを抱えてしまった…。

香港を代表するポップシンガー・陳奕迅(イーソン・チャン)とのデュエット。 黃韻玲には珍しくファンキーなナンバー、1曲目『楽園 feat. 陳奕迅』。 『ベルリン・天使の詩』を使ったこのMVは、UP主anniekaoableさんのプライベート作品? 相当イカしてる。

http://youtu.be/RJVJFxRPxRY

『楽園』は彼女が2009年に創った曲で、2人はレコード会社側にぜひデュエットしたいと熱望していたそうですがなかなかスケジュールが合わず、今回ギリギリのタイミングで実現したのだそうです。 黃韻玲には珍しい、とてもスリリングなナンバーに仕上がっていますよね。 イーソンも2011年にリリースした自身のアルバム『Stranger Under My Skin』にさっそく収録しています。

* * * * * *

黃韻玲は中学を卒業してまもなく、若者を対象としたフォークソング・コンテスト『金韻奨』で優勝し、1986年に歌手デビュー。 作詞・作曲、編曲、楽器の演奏もこなすマルチな才能から『音楽の才女』、『音楽の妖精』と呼ばれています。 自身のアルバムプロデュースはもちろん、他のアーティストへの楽曲提供・プロデュース、女優や人気オーディション番組の審査員、ラジオのパーソナリティーとしても活躍する才媛…。 こう書くと、男性としてはちょっと退いてしまうところだけど、MVなどから受ける印象はとてもソフトで、ちっともそんなふうには見えないのです。

10曲目、アルバムタイトルの『美好歲月』。

http://youtu.be/ZgMtr8LcnuA

『美好歲月』の意味について黃韻玲は、アルバムタイトルであることのほかに、『過去』だけでなく『今』、そして『未来』であり、彼女を含む、私たち一人一人の物語を指す言葉でもあると語っています。

2曲目の『素描』は、2010年のドキュメンタリー映画『被遺忘的時光』の主題歌です。

http://youtu.be/zM_eApYYGxc

黃韻玲曰くこのアルバムは、『市場には合わせないが、ファン達が一生聴いても飽きないものに…』をコンセプトに、2年間かけて誕生させた作品。 また、『みなが前向きになるように』という思いも、彼女の作品に込められた重要なメッセージです。

TW-POPを買って、台湾に感謝!
いつまでも尽きることのない彼女のエネルギーを分けてもらおう!

* * * * * *

『素描』には、映画『被遺忘的時光』をもとにした別バージョンのPVもあります。
『被遺忘的時光』は昨年11月に台湾で公開された、認知症を患った方、その家族を描いたドキュメンタリー映画です。 このPVもとてもよく出来ていてどちらを紹介しようか迷ったのですが、観ているうちにいろんな気持ちが湧いてきてしまって、涙ボロボロ…。 上のものは通常バージョンなのかな、そちらをUPしてしまいました…。

下のPVは映画バージョンの『素描』と、映画『被遺忘的時光』の予告編です。
 
http://youtu.be/bE8y2hWI__g
http://youtu.be/jnUfn1ogQM8

« いくつになっても可愛らしい、劉若英。 | トップページ | 驚きのハイトーンヴォイス、伍家輝。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« いくつになっても可愛らしい、劉若英。 | トップページ | 驚きのハイトーンヴォイス、伍家輝。 »

【台湾ポップス】TW-POP bot

C-POPブログ、いっぱい。

通貨コンバーター

無料ブログはココログ